小児の治療

保護者へのお願いとして、次の3点を守ってください

①嘘をついてはダメ!
お子さんの治療には信頼関係の構築 か大切です。ですから治療を嫌がってもお子さんに嘘をつかない。すぐ終わる、痛くない、見るだけだから、というのはすべてウソになります。裏切られたと思われたらスムーズな治療は不可能です。
②約束をしたら必ず守って!
ご褒美になにか買ってあげる、〇〇へ行こう、と誘導してもかまいません。しかし一度口にしたのなら必ず守ってあげてください。お子さんにしたら正当な報酬なのですから。
③味方になって励ましてあげて!
治療を拒否しても叱ってはいけません。お子さんは助けて欲しくて暴れているのですから、保護者に突き放されたら絶望ですよね。逆に心配そうな顔で頻繁に覗き込むのもいけません。お子さんに余計な不安感を与えてしまいます。

やむをえず抑制具を使う場合があります

大人でも歯医者は苦手なのですから、お子さんはもっと怖くて不安ですよね。特に理解力が未発達な3歳未満のお子さんならなおのこと。予測できない体動による事故を未然に防ぐために抑制具を使用する場合があります。もちろん上手に治療ができるようになれば、ただちに使用を中止いたします。使用頻度はかなり少ないと申し上げておきます。